ユダヤにお金持ちを戒める言葉は多い。

・お金はすべてを買える。良い趣味以外は。

 厳しい!
 だが真実だ。
 良い趣味には教養、センス、努力も要る!


 Jean MouttonによるPixabayからの画像 

 

・お金ですべて物が買える。が、一つだけ買えないものがある。
 それは常識である。

 お金持ちはユニークだが、たまに常識をかけ離れる時がある。

 

・貧乏人には敵が少なく、お金持ちには友人が少ない。

 これも厳しいが、人生の真実だろう。
 得るものがあれば失うものがある。

 Peggy und Marco Lachmann-AnkeによるPixabayからの画像

 

・大金持ちには子供はいない。相続人しかいない。

 補足する。
 お金持ちはひんやりする金、銀のコインに囲まれ、冷たさが自分や家族に移ってしまう。
 血や心が冷やされると子供はいても、子供ではない、相続人になる。
 という意味だ。

 数多くの実例があったのだろう。
 不幸な「お金持ちの子供」はときどきニュースになる。

 

どの言葉もお金持ちの批判、非難ではない。
気をつけなさいと教えているのだ。

 

これらをひとまとめにした教えがある。

ユダヤの教え

どちらかと言えば、お金を稼ぐのは優しい。
 
使い方が難しいのだ。

 

一気にお金持ちになるのはやめた方がいい。

使い方を学びながら、一歩一歩お金持ちになるのがいいらしい。

そうユダヤは教えている。

 

<参考>

・ラビ・マービン・トケイヤー編著 「ユダヤ5000年の教え」
・石角 完爾著 「ユダヤ人の成功哲学 タルムード」