「財産を見せびらかすと身を滅ぼす」というユダヤ の教えを紹介した。
では、財産はどう使えばいいのか?
ユダヤでは「お金を稼ぐ」より「使い方」を重視する。
教え; どちらかといえば、お金を稼ぐのはやさしい。使い方が難しいのだ
教え; お金を持っていることは良いことだ。でも使い方を知っていれば、もっと良い
その通りだ‼️
日本の学校には「お金」の授業がない。
みんな「お金」に関する話をしたがらない。
何となく遠慮があるのだ。
そのため親の使い方を真似る人が多いだろう。
私もその一人だ。
私の父、昭和の男には独特の流儀があった。
流儀; 家族で外食しない
ご飯は家で食べる。
外食はしない!
母と子供たちで外食した事はあっても、父といっしょは一度もなかった。
昭和の時代でも、地方都市でもこれは珍しいことだ。
「外で高い金を払うより、家でうまい肉を食べたほうがいい!」が口癖だった父。
小さい頃は言いくるめられたが、子供はやがて成長する。
「肉じゃなく、お寿司やイタリアン‼️」をねだると、やっと本当の理由を教えてくれた。
「外で贅沢すると噂されるからダメだ!」と。
ささいな事でも、お金の使い方の信念があったのだ。
商家5代目の父は、ユダヤの教えを知ってたかもしれない。
流儀; 休日は遊びに出ない
さらに別の流儀があった。
休日は出かけない!
花火やお祭り、遊園地にも行かない。
家で過ごす!
父は趣味の音楽を堪能したかったのだろう。
聴いたり弾いたり。
楽器もたくさんあった。
ギターは全種類、フォーク、クラシック、エレキ
ピアノ、エレクトーン、ドラム、外国の珍しい楽器…
お金を掛けてたなぁ〜
- ドラム
- エレキギター
- エレクトーン
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子供が巣立っても音楽を楽しみ、人生を楽しんだ父。
幸せな人生だったと思う。
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わがままな父と思ってたが、最近変わってきた。
自分もしがらみが減り自由になって、
父が羨ましくなってきたのだ。
真似しよう!
お金と時間を自分の楽しみのために使う!
周りの評価はスルーする!
なんて幸せなんだろう‼️
私もわがままでいいな〜♫
さて、皆さんはどうお金を使いますか?
<参考>
・ラビ・マービン・トケイヤー編著 「ユダヤ5000年の教え」
・石角 完爾著 「ユダヤ人の成功哲学 タルムード」