『卵はひとつのカゴに盛るな!』は資産運用の格言だ。
資産を1つの個別銘柄、1カ国の市場、1つの金融商品(株や債権など)に集中するのではなく、分散させなさいと言う教えだ。
リスク分散!
ユダヤの母親は実践で教える
母; 鶏小屋に行って、鶏の卵をとっていらっしゃい
子供; (両手に一杯の卵を抱きかかえて)取ってきたよ!
InnviertlerinによるPixabayからの画像
母; どうして両手に一杯の卵を持ってきたの?
子供; だって1回で済むもん
母; 1回で済んでも、もし途中で転んだら卵は全部ダメになるわよ。全部ダメにしないためにはどうすればいいの?
次の朝
母; 鶏小屋に行って、鶏の卵をとっていらっしゃい
子供; (2度に分けて卵を運んできて)取ってきたよ!
母; いい子ね、よくできました♫
自分で考え、答えを見つけた子供は絶対忘れないだろう。
リスク分散は日本にもある。
大学受験の滑り止めは最たるものだ。
シビアなお家存続のためもあった。
真田家の生き残りのため、西軍と東軍に別れた幸村、信之兄弟。
ユダヤでは5つに分散された。
初代ロスチャイルドは息子をドイツ、オーストリア、イギリス、イタリア、フランスに分けた。
どこかで戦争や迫害があっても、誰か一人は生き残れる様にとの考えだ。
ロスチャイルド家の紋章(盾の中に5本の矢を持った手が描かれている)
リスクが大きいほど、分散の数が増える。
人生100年時代。
大きなリスクは老後資金がいくら必要か、わからないことだ。
何歳まで生きるか、何が起こるか誰も予想できない。
わからないから不安になるのだ。
不安を減らすには、わかることを増やすしかない!
いくら収入があるのか?
生活費はいくら使っているのか?
実態を知り、未来の予算を組み、状況に合わせて修正を重ねる。
寿命までそれの繰り返しだ。
家計簿をつけてみよう♫
私もリタイア後に家計簿をつけ始めた口だ。
習慣にするとメリットは大きい。
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- 頭を使うのでボケ防止になる笑
- やる事ができて暇つぶしになる笑笑
- 必要な老後資金がだんだん見えてくる❗️
- 2千万だの一般的な額や、世間の噂に惑わされずに済む‼️
- 不安が減り、安心する‼️
- 必要な資金に応じて、リスク分散を選べる❗️
リスク分散も、このご時世、検索でたくさん出てくる。
収入を増やす
- 働く(定年延長、バイト、パート)
- 起業する
- 資産運用する(お金に働いてもらう)
- お小遣いを稼ぐ(余ってるものを売る、自分の技術を売る等)
支出を減らす
- 生活レベルを下げる
- 見栄を張らない
- 家、保険、車、通信費を見直す
- 家計を見直す
必要に応じて実行しよう♪
やっぱりユダヤの教え「卵はひとつのカゴに盛るな!」は役に立つな〜〜♫
<参考>
・ラビ・マービン・トケイヤー編著 「ユダヤ5000年の教え」
・石角 完爾著 「ユダヤ人の成功哲学 タルムード」