●Sさん、50代、家族は夫、女性、メーカー企画職→カフェ運営
——–目 次—————————-
【初回】1. もうガムシャラになれない
【初回】2. 何かを探す期間
3. カフェ♪
4. ペースをつかむ
※ 以下、次回に続きます
5. イベント・雑貨~コミュニティへ
6. 会社勤めとの違い
7. メッセージ
8. Sさんの強み
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3. カフェ♪
いっしょに何かやりたいね♪と話した友がいる。
彼女と、手始めに食イベントを開催した。
東京のレンタルスタジオで、野菜ソムリエが教える栄養や効果、食材の見分け方、お菓子つくりがテーマだ。
でも続かなかった。
友人が、家族で海外転勤すると決まったからだ。 数年は戻らない(-_-;)
別の道を探した
ふと思いつく。 「この空き家でカフェしたら、一人でできるかな~?」
友達が帰国するまで、つなぎでもいいかも。
後先考えずやっちゃえ~~~~~!!
あの段取り上手なSさんが...と驚いた!
で、突っ込んでみた「迷いはなかったの?」
迷いもなく突っ走った理由を教えてくれた。
◎何もしてない自分が、とても嫌だった(-_-)
◎環境が整った
・実家が空いてた
・想定外の退職金上乗せがあり、使ってもいいや♪
⇒ 使わないと(無駄に)なくなっちゃう~
⇒ よし、使おう!!
・両親の老後を心配する必要がなくなった。残念だけど...
ここから、段取り上手なSさんの本領発揮(^o^)v
半年で準備。
本で勉強したり、申請したり、改築の依頼、器材の発注!
人を巻き込むと止まれない。東京と静岡を何度も行き来する。
もう勢いだった。
晴れてカフェ「Five Spices」オープン\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
4. ペースをつかむ
開店して1~2週間、ビックリするくらいお客様が来てくださった。
ご祝儀や物珍しさもあるが、ありがたいことだ^ ^
日中は大忙し。
慣れないせいもあり、お客様対応でバタバタする。
お店を閉めて気づく 「明日並べるお菓子がないじゃん(゚0゚)」
夜中の2時や3時までお菓子を作ってた。
こんな毎日を続けたら倒れちゃう>_<
ど~しよ~~~!?
幸いなことに、3週目くらいで落ち着いた。
もともと住宅街にある店舗、町中とは違う。
お客様対応は減っても忙しさは変わらない。
むしろ、考えることが増えた。
毎日、予想もしてなかった難題が起こるからだ。
◎制作スケジュール
お客様に合わせてお菓子を作る。
作りすぎると賞味期限切れで、泣く泣く廃棄となる。せつない>_<
試行錯誤しながら、季節や気温・天気・客足を読みながら作る。
まだまだ読みきれないけど、慣れてきた。
◎衛生面
害虫駆除や温度管理、ノロやインフルエンザ感染対策などの衛生管理(-_-)
表に見えないので、実際にカフェをやるまで知らなかった。
今は神経質なくらい注意をして、修行を積んでる。
◎店舗
図面ではパッチリ!!だったのに、オープン後にいろいろ見えてきた。
導線や手すり、自転車やベビーカーを置くスペースなどお客様に合わせる配慮が大事なんだ^ ^
ペースを少しつかんだのは、オープン1年後だ。
予想以上にカフェ運営は大変!!
下準備や試行錯誤を考えたら、会社勤めはずいぶん楽だった(笑)
自分で何でも決められる醍醐味を、だんだんわかってきた(^_^)