「定型業務はAI君担当」を深掘りする。

 電話対応するAI君
 定型文書を作成するAI君

映画のような未来を実現するなら、AI君の育成が必要だ。

 

そもそもAIロボットは「電源ONすれば完了」する代物ではない。

人間が操作を学習させ、まともに動くと確認してやっと役に立つのだ。

独り立ちさせる『育成』が必須だ。

 

もちろんロボットメーカーも標準パターンを提供するだろう。

だが顧客満足度を争う企業が、標準パターンを採用するだろうか?

重要指標が含まれる定型報告書を、お仕着せフォーマットで納得するだろうか?

ほとんどの企業は自社カラーに最適なAI君を育て上げるだろう。

 

育成の課題がある。

常識を知らないAI君

 常識を知らないので、0から始まる!
 蓄積したデータを学ばせ、試行錯誤の繰り返し
 地道な作業になるだろう。

 人を育てるのとは違う根気と苦労が要るようだ。

 

サービスの質を評価・採点すること

 AI君には自己採点できる仕組みがある。
 囲碁AIソフトが自己対戦の繰り返しで強くなったように、
 定型業務AI君も勝手にリベンジし、最高得点を目指すだろう。

 そのためサービスの質の採点基準が必要だ。

 採点方法例; いい電話対応とは何か?
  ・音量、会話スピード、敬語の使い方など評価項目
  ・項目レベルと点数
  ・項目間の配点
 など

 フィギュアスケートのように、採点基準は随時更新されるだろう。

 

2019/3/27 日経新聞に「日本政府がAI人材25万人育成に取組む」との記事が載った。

近い将来、至る所でAIが使われるだろう。

プラスAIを育成する人が求められる。

車の教習所みたいな
AI育成を学べる「AI教習所」ができるかも^ ^

 

 By iMorpheus – Driving School., CC 表示 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=37238438