20年後、AIは企業に浸透しているだろう。
「AIに仕事を奪われる」という記事もあるが、
仕事によって状況は異なるはずだ。
いろいろなケースで予想してみよう。
ケース; 新入社員(新人) vs AI君
新人の仕事は雑用と補佐だ。
3つの仕事を取り上げた。
●電話取り
AI君が音声認識で担当者につないだり、不在であればその旨を伝える。
自動応答の進化系で、違和感もないだろう。
もちろん新人もできる事だ。
人間らしい気配りでいい評価をもらうかもしれない。
だが機械があって対応できるなら、AIに任せた方がいい。
若者の働き手不足だから、
新人にはより難しい仕事を任せたいと思うはずだ。
音声認識の精度が向上し
コストが人件費より安くなれば
電話取りはAI君任せとなる。
●資料コピー
未来はペーパーレスになるだろう。
「紙」の資料は消えるので
コピーとはPC上のデジタルコピーを指すようになる。
「紙」コピーのような、サイズや両面/片面か、丁合やホチキス留めなど面倒な設定が要らない。
とても簡単だ。
上司も自分でできるだろう。
「資料コピー」雑務自体が消滅してるかもしれない。
ただ、面倒くさがりの上司は未来もいるかも。
◯田部長のように「あの資料、みんなに配っておいて!」と言う人だ(^-^;
曖昧な指示を処理するのは新人!
「あの資料」とはどの資料か?
「みんな」とは誰を指すのか?
不思議なもので、少し慣れたら推察できちゃうのだ。
心配なら先輩や上司に聞けばいい。
気が利く新人は可愛がられる^ ^
資料コピーは新人が有利とみる。
話はずれるが、未来はiPADの進化系
「紙」みたいなデジタルスクリーンが商品化されるだろう。
薄くて軽くて、コメントも手書きできる。
折り曲げられるので、持ち運びも便利!
未来が楽しみだ♩
●会議開催
上司の補佐、ちょっと高度だ。
会議大好き会社にいたから、
段取りや手際の良さが大事と身をもって知った。
細かい事がいっぱい!
上司から会議開催を指示される
スケジュールを調整し
会議場所を予約し
議題や発表者、資料準備を依頼し
開催通知を送る
当日は資料を整え
出席者を集め
議事録を作成し
会議後に議事録を配る
複数の人を気持ちよく動かし、スムーズに処理するには
段取りスキルがものを言うのだ。
OpenClipart-VectorsによるPixabayからの画像
会議開催君アプリがあるといいな♩
新人とAI君の共同作業だ。
<会議開催君アプリ>
上司から会議開催の準備を指示される
→ (新人)出席者と議題や発表者等をアプリに入力する
→ (AI君)出席者全員のスケジュールを見て、候補日時を探す
→ (AI君)出席者全員に◯月◯日 ◯時~◯時で会議を入れていいか問い合わせる
→ (AI君)同時に会議室の場所を予約する、空きがなかったらアラームを出す
→ (新人)日時、会議室に問題がないことを確認
→ (AI君)議題や発表者、資料準備を関係者に問い合わせる
→ (新人)議題等に問題がないことを確認
→ (AI君) 開催通知を全員に連絡する
→ (新人) 資料準備状況を確認する
→ (AI君) 資料をデジタル配布する
→ (新人)会議室に参加者全員を集める
→ (新人)議事録を作成する
→ (AI君) 議事録を配布する
新人はアプリで必要事項を入力し、確認できたら次のステップに進むキーを押せばいい。
随分と手間が省けて、ミスが減るだろう。
作業をAIに任せ、将来必要な「人を心地よく動かす」スキルを習得できる。
会議開催は新人とAI君の共同作業だ。
予想結果
ルールが明確な作業はAIに任せ、
状況判断が必要なら新人が担当する。
新人の仕事はAIに奪われない。
代わりに高度な仕事を要求される。
人類の進化が続くのは良い事だ^ ^