学校で習わなかったアメリカの歴史
大人になると表も裏も見えてくる
混沌とするからおもしろい♪

 

はじめは国名「アメリカ」だ。

 

コロンブスがアメリカ大陸を発見したと言われている。

だが実際はもっと多くの発見があった。

多くのキーマンがいた!

 

①発端は「クリストファー・コロンブス」

シルクロードでやってくる宝物を交易しようとアジアを目指したコロンブスは、1492年キューバ近くの小さな島に上陸した。
ヨーロッパで存在を知られてない新しい大陸だったが、コロンブスは目的のインドだと思い込み島人をインド人(インディオ)と呼んだ。

 余談だか、そのおかげで北米の先住民はインディアンと呼ばれた…

<功績>
 ●新大陸の島に上陸した(コロンブスは最後までアジアだと思ったが・・)
 ●ヨーロッパから西に向かう「大西洋航路」を発見した

 

②地理学者で探検家「アメリゴ・ヴェスプッチ」

ヴェスプッチは1499年以降にカリブ海〜南米の探検を行なった。
南米大陸東岸に沿って南下し寒さと暴風雨のため南緯50度で断念したが、まだ最南端ではなかった。そこでアジア大陸やアフリカ大陸(最南端は南緯34度)とも違う「新大陸」であると、1503年ごろ論文で発表した。

<功績>
 ●新大陸であることを証明した

 

③地理学者「マルティン・ヴァルトゼーミュラー」

ヴァルトゼーミュラーは1507年、世界地図を出版した。
その中で新大陸の名前をヴェスプッチのファーストネーム、ラテン名アメリクスに従って「アメリカ」を採用した。その後思い直したか「未知の土地」(Terra Incognita) と改訂したが、「アメリカ」がすでに広まってしまっていた。

<功績>
 ●名前「アメリカ」を提案した

 

④民衆

当時「アメリカ大陸」は南米大陸を指し、北米は「インディアス大陸」と呼ばれた。

そのあとで北米と南米が陸続きで繋がっていることが発見され、次第に北米も「アメリカ大陸」と呼ばれるようになった。

 

<功績>
 ●「アメリカ」が気に入り広めた^ ^

 

「日本」の名前は推古朝時代の「日出ずる処の天子」が由来だ。
時の権力者が決めたものだ。

 

一方アメリカは探検家や冒険者、民衆が名付け親だ。

名は体を表すというが、成り立ちや主義、精神まで影響するのかな〜

おもしろいな〜〜^ ^

 

<参考文献>

ビジュアル・ヒストリー アメリカ―植民地時代から覇権国家の未来まで