そんなこんなで、20年以上仕事を続け、管理職になっていたある日・・
私の体に、次々と不調が襲いました。
手術をしたり、大怪我をしたり、休職したり、いろいろな治療法を試してみたり。
でも、心身ともに限界だったのでしょうか。
表面上大丈夫でも、無意識下で体がSOSを発していたのでしょうね。
私は職場に迷惑をかけられない、と思い退職しました。
その後色々な治療を試し、結局は「更年期障害」だとわかり、半年で快癒しました。
今度は同居している母が「要介護」状態になり、そちらの種々の治療・対処・福祉への手続きなどでまた1年ほどを費やしました。
私の病や母の病の間、私はどうしていたか・・?
本をたくさん読みました。
ネットで色々な情報を得ました。
今までできなかった情報吸収の時間がもてました。
そして、ぼんやりとですが自分の本来やりたかった、
「女性の人権と生き方」をサポート&エンパワーメントことも浮かび上がってきました。
仕事をやめてから、過去の同級生との交流も再開しました。
私の高校時代の同級生(女性)は、皆、逞しい生き方を自然体でしていました。
・結婚して仕事を辞めたけれど、その後離婚して再就職し、仕事しながら子供を育て上げた人
・親に大反対され勘当同然で結婚し、外国で大学教授になった人
・結婚せずに今でもバリキャリ(古っ)で通訳関連の仕事を続けている人
・はたまた結婚せずに大病院の部長職になっている人
・結婚して離婚したけど、会計士として事務所を切り回している人
色々です。
みんな、あえてそんな人生を選んだわけでなく、
自然な流れのままでそういう人生を送っているようです。